大失敗企画:地上デジタル放送開始6局合同特番・テレビが変わる

大失敗企画:地上デジタル放送開始6局合同特番・テレビが変わる

晩御飯時、ニュースがいつもより前倒しに終了した
「あれ、今日なんかスポーツでもあるのかな?」と、視聴を継続していると、「地上デジタル放送開始6局合同特番」なるものが始まる。
「あー、これ今日だったんだ。」
スポーツ好きな安村アナと人気上位常連の桝太一さんなんかが同じ画面内でしゃべっている。
テレビ的にはこれは歴史的な話らしく、各局アナウンサーたちは神輿をわっしょいわっしょいしてる。
正直な感想を書こう
他局のアナウンサー同士は仲良くできない、という暗黙のルールがそもそも問題で、別に桝さんと安村さんがラグビーの対話してても別に見てる側はそんなこと気にしない。
すげーとも思わないし、まずいですよこれは、と感じることもない。
それよりむしろ、「情報リソースの欠損」の方が腹が立った。
同じ内容を、6局同時に報道する、これが何を意味するかというと「情報の固定化」である。
視聴を続けているとすぐに感じた違和感。
誰だかが、歌を歌い始めた。
いや、歌は興味ないんだよねー・・・と思ってチャンネルを変える。
当然だが、各局みんな、同じ人が同じタイミングで同じカメラアングルで歌を歌っている。
それを延々10分?もっとか?体感としてはストレスしかない時間が延々続いた
テレビを消すか、NHKをみるか・・・
例えばだ、「オリンピックに興味はない!」という層が現在結構いる。
そこへ、「各局合同で連携してオリンピックの映像を流します!」
単純な話です、「24時間テレビに興味がない層はそもそもその時間に日テレ見なくなるんです。」
「オリンピックに興味がない層がどこ見てもオリンピックが流れてたら、テレビ見なくなるんです。」
これを機に、NintendoSwitchを購入する決定をする層が増えることを期待しますw
まぁ、時代はスマホなのかもしれませんが、テレビ離れが加速しそうだと感じる一件でした。

各局がケンカ状態でバチバチ情報のやり取りしていた方が、見ている分にはより多くの情報の取捨選択ができるんです。
お手手つないで前倣えでやりたいなら、正直に各局懐事情が厳しいから、全部吸収合併して資金を確保して、
より見ごたえのある番組をもう少しお金かけて作ればいいんじゃねーのって思いです。
・・・まぁ、それ実現すると首切りされる社員が相当数発生するのでできないって摂理なわけで。
あと、付随する結果として世間のテレビ離れが進むとは思いますが。
結局、ダメな上層部のダメな発案をごり押しして、下の人間が割り食ってるようにしか見えない大失敗企画だったなぁと。