[雑記] 最近のゲームはつまらない?をキーワードに検索してみた。

最近のゲーム、本当に面白いゲーム無くなっちゃったなぁってことを思う機会がやたらに増えたタイミングで、ふと「最近のゲームはつまらない?」をキーワードにして検索してみた。
そもそも、こういう議論のコンテンツの妙と言うか、面白いを数値化は出来ないので、感情論で言い合ってるだけなのですが、たまーに『完全敗北』してるログなどに出会うから、少し楽しい。
また、なぜかわからないが、私が検索すると「2014年」の記事が何故か多く検索に引っかかった。
あの年、何かあったっけ?と調べてみると、2013年にPS4が発売したものの、スペックに見合うレベルのゲームの発売が乏しく「最近のゲームは面白くない」と言う意識が人々の中に芽生えざるを得ない状況となったのがこの辺の年代みたいだ。

https://newrpg.seesaa.net/article/403467016.html

こちらの記事を参考に話題としてあげられているテーマをなぞって思う所を書かせていただきます。
・思い出補正
・難易度
・グラフィック偏重、ゲーム性軽視
・開発費の高騰
・テンポの悪化
・長すぎるプレイ時間
・マンネリ
・複雑すぎる

表題を列挙しただけでも、何となく言わんとせんことがわかるまとめになっていました。
◇思い出補正
これは、別の記事でまさにこれが完全論破しているという説明がありましたのでこちらを引用させていただきます。
https://livedoor.blogimg.jp/madoyuka/imgs/7/9/7906ba25.jpg
これを提示されたテーマ発信者が「いや、過去の最高峰と現在の最高峰を比較して論じている」と反論していたのですが...
いや、そうしたら今のゲームの方が面白いんよ。その点についてはあとで少し触れますので、次ー
◇難易度
最近のゲームは簡単すぎる、という指摘でした。
私の考えとしては
「そんなことは無いんだが、バランスが悪い事が多い。
ゲーム序盤に古のゲーマー的にしっかり基礎を整えるだけで、ラストまで一辺倒でもクリアできちゃう様な簡単なゲームが増えてしまった事は否めない。
創意工夫がほとんど必要ない事も多く、最初のボスと最後のボスを相手に攻略方法が同じ、なんてひどい場合さえある。
ただし、それが最近のゲーム全てに言えるかと言うと、流石にそんなことは無い。
ただ、筆者が考える現代の最高峰の例としてゼルダの伝説ティアキンを例に出した場合は...同じだったなぁとは思う」
◇グラフィック偏重、ゲーム性軽視
正直、これ。
昔のゲームはキャラクターがぼっ立ちで剣をブンブン振り回すだけでも、プレイヤーだった私たちはそのひと振り毎に
後ろの飛びのいてからの切り抜き、横回転で敵の攻撃をかわしながら切り払い、敵の懐目掛けて瞬発的に踏み込みからの切り上げ
色々な「妄想」をしながら敵をバッタバッタとなぎ倒していた。
今は、それを3Dで表現することで、みーんな、毎回同じモーションで敵に斬りかかり、何度も見た同じ動きで敵も対策をとることなく同じように攻撃を受けて倒れていく。
グラフィックで表現の幅が増えた分、今のゲームは想像力が育たない。
想像力の育成が弱い世代が作った最近のゲームは、つまらない。
そして、ゲーム性の軽視の点に関しては、そのグラフィックの制限やら処理に時間をとられたら、そりゃ面白い要素の詰込みをあきらめざるを得ない事になってることが「しかたない」の一言で片づけられてしまう
つまり、面白くなくなっていることの裏付けといえる
その癖、こだわって作ったキャラクターがIP(Intellectual Property)を獲得できてないんだから、もうグラフィック重視はいい加減にして欲しい
◇開発費の高騰
これな、、、
私がゲーム開発をするからアドバイザーとしてヘルプに来てくださいってバ〇ナムさんの所に伺った時、本当に酷かったよ。
この作品をゲーム化するんだけど「開発陣がこの作品の事を知ってる人がいないので教えてください」
...マジでやばかった。作品のファンが求めてる所とかここはちゃんと作り込んだ方がいいとか、そういう所を伝えるんだけど
「金のかかる事なので、金のかかる事なので、金のかかる事なので」
お前ら、ゲーム作る気ないだろって感じでアドバイザー料だけもらってその仕事とは縁が切れたが、まぁ完成したゴミは酷い作品だった。
あ、間違えた。完成した作品は酷いゴミだった。
2週間持たずにワゴンに並んで500円で特装版パッケージが売られてたわ。びっくりして通常版と特装版両方買ってきたわ。
うちには同じタイトルの通常版・特装版・関係者限定版パッケージがあります。
だから、こそ言えます。
開発費の高騰を理由にしてクソゲー作るから今のゲームは面白くないんだわ。ボケがぁ!!
◇テンポの悪化
これもなぁ、物によりけりだけど本当に開発者の努力がどこまで適応されるかって所
なんでテンポ悪くなるのって理由は完全にグラフィックの読み込みの所為だからなぁ
初期にロードしておくアイテム数が多いとかデータ量が多いとかは全く問題じゃないんですよ。
とにかく無駄な3Dが原因。テンポの悪さはグラフィックの所為でFA
あぁ、あとは無駄に戦闘が多いとか、戦闘の必要性がそもそも無いとか、たまにあるけどそれはさすがに「現代の最高峰」のゲームで論じるとすればそこまでじゃないかなぁと。
最高峰のゲームはやっぱりそこら辺もプログラマーが上手にさばいてるよ。
◇長すぎるプレイタイム
これ、悪い事かしら。同じことをやらされ続ける場合は別だけどさ。
と言うか、クリアだけならタイムアタック張りに短いプレイタイムで終わらせることもできる
やれることが多すぎてプレイタイムが長くなるってのは別に悪い事じゃないとは思うんだが
もちろん、無駄な部分が多すぎてプレイタイムが長いとか、前記したように同じことばかりやらされて冗長している場合は別ですけどね。
移動だけでプレイタイムの半分がとられてるような作品や
不要なアドベンチャーパートやアニメーションでプレイタイムを量増ししてるような作品もダメだと思いますが。
◇マンネリ・複雑すぎる
これもなぁ、善し悪しどちらにも分岐する要素よな

結局、新しい刺激がゲーム中盤...酷い場合には序盤で既に消え失せる作品が面白いわけがなく
いや、新しい要素はどんどん増えるからって言って、その要素使わねぇなぁorその要素一つあれば十分だなぁ
って言うバランスが上手に組み込まれていないと、やっぱり面白くなくなる要因を生んでしまう
達成目標としてはそこを悪い要素としてあげるには少し弱いかなと。
複雑な事に関しては、完全にゲームバランスがやらかしてない限りは「最適解」が見つかるはず
そういう苦労することを楽しめない若い世代が玄人世代が楽しいっていうゲームを楽しくないって言っちゃってるだけ
逆もしかりだけどさ、実際ボタンぽちーでクリアできるゲームはただ、最近の流れではある物の、それが楽しいって事にはならない。
後半に、こんな要素入れたら面白いだろうなーって実装されて、操作が複雑で使わないって要素はごまんと見てきたけどね。
もしくは、その要素だけ解放されるシナリオまで進めれば、このゲームはお終いですってくらい強すぎる要素が実装されちゃってるゲームとかも。

◇書いてて思った事
現代ゲームの一番の問題はグラフィックが悪い。
綺麗なグラはそこまで必要ではない。
特に、資金力のない中小企業がグラにだけこだわってクソゲー量産する事は本当に、目に余るし最近のゲームはつまらないを感じてしまう最たる要因だと思う

あと、こういった議題を論じる際に、やっぱり過去の最高峰と現在の最高峰で比較しなきゃいけないのに、
どうしても過去の最高峰の多さと現在の最高峰の少なさを理由に現在の方は中層を例に提示しがちになりうまく論じれているとは言いにくい
だが、その時点で答えは出てるポイントでもあり、過去は最高峰に値するレベルのゲームが多かったが、現代は最高峰として取り上げられる作品が多くは無い。
そうなると、「最近のゲームはつまらない」が一要素として成立してしまうのもわかる。

さて、次はこちらの方
https://losh-nikki.com/category3/entry42.html

この人の記事は結構面白かった。
内容はリンク先を読んでもらうとして、先ほどと同じように表題を引用させてもらって私の思ったことをちらほらと。

1.ゲームがコンテンツの一部となった
 1.1.コンテンツとは
 1.2.ゲームがコンテンツの一部となることの弊害
2.映像技術の進歩
 2.1.操作性の話
 2.2.リアルなマップ
3.行動心理学・脳科学を生かした、ゲームシステム構築
4.ゲーム業界の裾野の拡大から見る
 4.1.大企業編
 4.2.スマホアプリ
5.オンライン化
6.歳をとった

◇ゲームがコンテンツの一部となった
ちょっと内容が難しいので参考記事の内容を少し引っ張らせてもらいます。
えーっと、なるほど
ゲームとして面白いもんを作ろうって言う考え方から、例えば前提として「オモチャ・フィギュア」として展開を考えた時に良いデザインかどうかを先に立たせてしまったため、最大の面白さを前に出せない
なるほど...ごちゃごちゃしたデザイン、カッコいい!けれど、それを造形した場合を考えるとコストが大きく膨れるからごちゃごちゃを抑えよう...
それが会社と言うものだ、楽しいゲームを作ることが大事なんじゃない、コンテンツの利益が第一なんだ
...どっかで聞いた話だなぁ、ねぇ?バ〇ナムさん?
これ、リアルな事実をちゃんととらえてるわ。
あとで出てくるのかな、今のゲームってコンプラ意識してクソゲーに大変身するパターンもかなり多い実状があって結局ゲームを最大限表現したい形で持って行けないって言うのはあるんだよねぇ...
LGBTQって要素とか、真っ先に思い浮かぶ。
昔はさ、ドラゴンとお姫様が結婚とか、魔法の光に包まれて子供を授かったとか、それがプレイヤー、あなたです。そういうので良かったのよ。
今は、ドラゴンのナニがどうのこうのでお姫様のアレがあれで、ナニをアレして、あなたが生まれたのです。
ここまで言わないとダメみたいなトンデモ風潮じゃないですか。出産とかはいやらしい事じゃないんだから、しっかりした説明を、誤魔化すって事は性的に見てるでしょ!!みたいなね。
まぁ、突飛すぎる例ですけど...んで、そんなのに付き合ってられないので、その部分はカットされるのがオチと。
曖昧を良しとしないのにコンプラを順守させる、こんな創造物が面白くなくなっていくのは必然だと思います。
◇映像技術の進歩
これは、上で書いた通りだね。
ゲームじゃなくて映画にしてしまった。そりゃ、面白さ<映像の綺麗さになってしまうよと。
◇行動心理学・脳科学を生かした、ゲームシステム構築
これが、面白い着眼点だなぁって思ったところ
昔の野球は面白かったって話すおじさんいるじゃないですか。
これなんよ、今の野球ってデータ野球だから、これはこうだからこう。
って言うのを、見せられる。昔は、もっとわんぱくだった。だから楽しかったんだ。
科学って言うのは面白くさせるために用いるのは大事、別に昔だって心理学を利用していなかったわけではない。
プレイヤーはこれをこうしたら、こういう行動を取ってくれるよなぁ
って言うところに罠が置いてある、それにまんまと引っかかるのが楽しい。作り手とプレイヤーがそこで会話できるのだ。
しかし、ここに心理学の要素で固め過ぎたゲームデザインをとってしまうと、それはもはや作り手との会話ではなく、積み重ねられた歴史との闘いになり、プレイヤーはこの作者のこういう所が好きでこの会社のゲームを選び続ける。
そういった要素が、現代では本当に希薄になってしまっている。
詰まるところ、クリエイターとプレイヤーが遠い時代。
野球は好きなんだが、巨人をファンが応援しない時代。
カープの何某が好きなんだけど、別に野球は面白いとは思わない人も多い時代。
そりゃ、野球のように最近のゲームを面白くないって言っちゃうよ、、、
◇ゲーム業界の裾野の拡大から見る
また、難しい表題を置きやがって...「裾野」?すそのって読むのか...
うーん、つまり「ゲーム会社」だけじゃ食っていけないから他の要素に手を出したために、ゲームへの企業としての力の注ぎ方が少なくなった会社が増えて、結果全体的に面白くなくなったとか、そういう事かしら。
これに関してはさ、どっちかって言うとインディーズゲームの敷居が低くなったかわりに、アタリショックが再来してる、そのうえでこの流れが止まる決定打が無いから、もうずっと長い事最近のゲーム面白くない状態になってる、とかそういう事でいいかしら。
着眼点ずれてたら失礼。
ただ、そういった意味では、昔は社名が一流ゲーム会社ですを顔張って世の中を回してた企業が沢山あり、変な話面白くないゲーム会社は淘汰されたり、面白いのにお金使い方がやらかしてしまって消えてしまった企業が沢山あった。コ〇パイルとかハドソ〇とか...悔やまれる
そういった点で考えると、今はそういう顔張ってゲーム会社です!をやってる企業は超大手しか残ってないよね。
そりゃ、全体的に見ると最近のゲームは面白くないってなるよ、、選択肢が減っちゃったんだもん。。

こちらのブロガーさんは某掲示板でも内容をネタにされて、議論が繰り広げられた経緯があります。
よろしければこちらをどうぞ
https://amage-sokuhou.xyz/archives/17677464.html
後、割と完全敗北してた受動的・能動的論者さんの掲示板まとめが面白かったです
http://blog.livedoor.jp/madoyuka/archives/9753546.html

だらだら書いてしまい、全然まとまってないわ、自分の意見あんまり言ってないわで申し訳ないんだけど、結局面白い面白くないは感情論なので、データがない以上だらだら言うためのコンテンツって事なんですよね。
答えなんざない。