ダークソウルライクで広がるクソゲーの輪

[雑記]ダークソウルはダークソウルだから面白いんだぞ!

クリエイターの諸君、眼を覚ましてくれ。。。
世の中、綺麗なグラフィック、壮大な幻想風景、オープンワールド
開発環境やプレイ環境が向上し、格段に増えた大冒険スタイルのゲーム
代表作としては、The Elder Scrollsシリーズが現状最高峰といって差し障りないと思われる。
後は、それをお手本として様々な独自の要素を加えた作品が数多存在する。
正直、こんな要求スペック高くしすぎて誰が遊ぶんだよ、と嘆きつつ諦めた良作も多い。
そしてもう一つ。
ダークソウルと言う作品。
古来よりゲーマー達を狂喜させた「トライアンドエラー」を泣こうが喚こうがそれを強いてくる、それを世の中のゲーム好きで弩マゾのプレイヤー達はありがたがってそこに挑む。
私は、どうにも肌が合わずそこには参戦していないのだが・・・。
でだ。
outwardとという作品が眼に留まり、遊んでみた。謳い文句としては、高難易度Skyrimという話だった。
・・・
実際プレイしてみると、殆どダクソ。
高難易度なのは別にいい。戦闘要素見ても頑張れば倒せる。Skyrimに比べると爽快感はないが、別にそこは嫌悪感はない。なんとなく世界を旅してる感じもあるし、世界観は面白い。
その全てを台無しにしているのは、セーブ機能の悪さであると、私は感じた・・・。
オブリだろうが、Skyrimだろうが、FallOutだろうが、ある程度状況に分けてセーブを残し、死亡時、直前でやり直す事は恥ではないよと言うゲーム側の『配慮』がある。
ダクソなら、篝火のところからやり直してがんばろう、たいしたペナルティはないよという『配慮』だ。
outwardはその辺どうなっているかといえば・・・。
ゲーム序盤は死んでも街中に連れ戻されて、体力やら体調部分の要素がボロボロになっている反面、一見してアイテムロストなどは起きていないように見える。
ところがだ。
少しだけシナリオを進めると、初めて「人型」の敵と戦う、そんな頃。
その人型はゴリゴリに装備固めていて、初心者はそこで死ぬ可能性が大きく上がる盗賊が配置されているのだが・・・
そこで死ぬと、盗賊に拿捕され盗賊のアジトに投獄される。初めて投獄されたときは、「あれ!?街中にいない!」とびっくりするのだが、問題はそこから。
街中展開と違ってアイテムが全てなくなっている。
それまで持っていたアイテムはアジトの外のどこかに捨てられ、装備品はアジト内の宝箱の中に入れられて・・・何故か牢の中にはメイスと服が。
はっきり言って、PS不足で盗賊倒せないで投獄してるのに、装備取り上げられて使い慣れない棍棒渡されて、装備品取り返せるはずも無く。
また0スタート・・・かと思ったら、そうじゃない。武器とか買い戻すのもやり直しで・・・
ここまでとても面白い冒険の後のこの状態なら、ワンチャンあったが、ここまで来るのに実際は新規ゲームで4回目の世界だった。もう、頭からやり直して面白い世界が待っている期待は皆無だった。
Steamのゲームレビューが賛否両論ではあったが、最近好評だったので油断していたこともあった。
結局今遊んでいるプレイヤーの多くは、「昔賛否両論で肯定していた人が残り、昔と比べて今は良いという評価をつけている」に過ぎないのだ。
Outwardは地雷です。間違いない。