<訃報>志村けんさん、コロナにて

[雑記]<訃報>志村けんさん、コロナにて

今、朝のニューススッキリを見ていた…いや、つけっぱなしで家事をしていたところ、テレビから志村けんさんがコロナウイルスで亡くなった報道が流れた。
右手に果物ナイフを、左手に布巾を持ったまま、私は茫然とそのニュースに聞き入り、動けなくなった。
東村山の英雄、お笑い界の巨匠、パン君プリンちゃんのおじいちゃん。
色々な志村けんさんのイメージが頭をよぎった。
スタジオではハリセンボンの春菜さんが大泣きしてしまい、本当に悲痛な空気が場を支配していた。
しばらくして、ようやく果物ナイフについた水滴をふき取る作業を再開して、洗い物を終えた。
家事を一区切りさせ、ようやく自分の洗顔をしたり排泄をしたり、ぼんやりと志村さんの死について絶望した時間を過ごしていたのだが…
ふと気が付く。
志村さんは無人島2、3島くらい所有できるレベルの高所得者という認識がある。あくまで私目線なので事実は異なるが。。。
お金が大量にあってもコロナには勝てない、これはある種、カタストロフだ。
イタリアでは死者が1万人という情報が出ても
日本の総人口は1億2500万人、そのうちのコロナ感染者数は約2000人
未発見感染者数がその5倍いたとして1万人ほど?死者数は約50人
率直な感想としては、死亡者数は日常の範疇だという認識があった。
いや、日常の範囲どころか「コロナを遷してくる」とパブなどに出て行った弩阿呆が死んだことすら果てしなく迷惑な因果応報と思っている人も多かったんじゃないだろうか。
そりゃ、体裁としては病気になったのはその人が悪いわけじゃない、だが、その後の行動は悪であり、簡単な話で片付けてはいけないのだが、実際悪人が死んだ、それは吉報であると、単純思考で考える人は決して少なくないはず。
ところがだ、志村けんさんはカリスマ的善人サイドの人間だった。加えて強力なインフルエンサーである。
彼が亡くなったことは、今後の「コロナ=万人に死を確定的にもたらす」のイメージが強調されることになるんじゃないかと・・・世の中無事に進むか不安を憂いている。