成程、簡単に事件が起きるわけだ

雨上がりの蒸し蒸しとした空気を感じながらの買い物のレジ清算の前に起きた出来事だ。
レジ、通路、待機列
この並びで、私は待機列にいると考えて欲しい
通路を一人のおばさんがすいている列は無いか、と横断していった
一度、私のいた列を通り過ぎ、隣の列まで進んでから、戻ってきて
私のいたレジ列に通路から直接レジへ横入りした。
買い物していると、良くない事ではあるが何故かしばしば発生するトラブル
後ろを見れば待機してる人がいるのに、後ろを見ないで、通路とレジだけみて、列が途切れてると判断して列に横入りしてしまうのは何度か経験がある。
レジの人が、後ろ、並んでますよ、と声をかけて気が付いて平謝りする場面もあれば、
どうしようもない高齢で、注意してもどうしょうもない結果にしかならない事もある。
そうして、後ろに並んでいる人が、なぜか「ごめんなさい」と謝ってきて、「しょうがないですね」ってなぁなぁにする、そんな経験も体験したことがある。
「力不足でお年寄りに強く注意できずに横入りを許してしまい、後ろの人たちの会計が一人分遅くなって、ごめんなさい」
という、ごめんなさいなのだろう。
今日、ちょっと私機嫌が悪かったタイミングで、中年の女性に上記のような横入りをされてしまった。
「んん゜っ」と咳ばらいをしたのですけど、気が付かない。
不愉快な気分になったので、列を隣に移動したのですが、普段冷静なら「しょうがないBBAだな」と流せる状況だったものの、
先にレジ会計を済ませ、後続の人も自分が移動した隣のレジより先に会計を済ませた様を見たBBAの姿が見え、かなりどす黒い感情が湧いた。
もし、手元にナイフを持っていたら、後をつけてめった刺しにしてやろうか、レベルに苛立った
いや、後ろから蹴り飛ばしてやろうか、程度にはムカついていた。
自分が移動した列が十分に遅く処理が進んだため、荷詰めに進むころにはそのBBAの影も形も無かったので、特にイライラして終わっただけ。
結局、何も起こらなかったのだ。
だが、もしもだよ?
なんか、世の中「護身用~」とかわけのわからない理由でナイフを持ち歩くことが当然とか思ってるやべー奴が私のポジションだったら
タイミングと状況が合致すると、ニュースでおなじみの「スーパーで横入りをした女性が刺された、犯人と面識はなかった」というニュースが報道に踊るのだろう。
これからどんどん暑くなり、蒸し暑いというバステがパッシブのシーズンが近づき、人々の心の余裕が失われていくと、あのBBA、今年の夏を平穏無事に乗り切れるだろうか。
いや、とんでもない大事故にあう事を望む程の憎念はないが、最低限、私のレジ待機列に横入りした分の不幸には継続的に見舞われてほしいと願う。