アトムの童のありえない設定に瞬間的にキレた話

私が家事を終え、ちょっとできた空き時間で部屋に移動する途中、父親がリビングでドラマを見ていた。
アトムの童というドラマがゲーム会社をテーマにしていて私も興味あるんじゃないか?とか、以前話していたやつだったのだが、ちょっとだけ見てみて内容がクソ程面白くなさそうだったので、興味を持っていなかったのですが私がリビングを抜けて自室へ向かう、わずか5秒の間にブチ切れを起こす程の酷い内容が耳に届いた。
『我が社のゲームを実況していただけないでしょうか。』
このように頼みまわる主人公達、それに対してゲーム実況者たちは口をそろえて
『〇〇社のゲームを実況するので、貴社のゲームは実況いたしません』
・・・
はぁ!?(この瞬間ブチギレました
ありえないにもほどがある。
会社からゲーム実況を依頼されて断る人はもちろんいる。
ガッチマンさんの例を挙げれば会社側が、「あぁ、この人自分に興味がないんだな」という対応だったり、メールがほんと社会人としてありえない対応をしてたりした企業はお断りをする場合がある、と言った話をずいぶん前にされていた。
しかしだ。
そんなのは、本当に恵まれた実況者の極一部だけが可能な案件であり基本的に、ほとんどのゲーム実況者は企業からいただいた案件は、三つ指そろえて首(こうべ)を垂れて断ることは無い。
『〇〇社のゲーム実況をするから』といった理由で断るような実況者は愚か極まりない。
というか、そんな奴いないわ!!
面白いゲームが見つからずにフリーゲームでお茶を濁したり、何となくゲームショップで見かけた変わったゲームを実況したり、誰にも見向きもされない可能性すら感じながらスマホゲームを実況したりと、本当に苦慮している人がものすごく多い中、企業からお賃金が発生する『案件』を断る実況者ばかりという、酷すぎるシナリオに、テレビに向かって思わず何だこのクソ番組は!!と声を荒げてしまった。
第5話で超有名実況者のキヨさんが登場したらしいのだが、本当にこのドラマの脚本化は実況者達について理解をもっているのだろうか、いや、少なくとも私の視点からは全くそんなことは感じ取ることはできなかった。